もっと遠くへ

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福業時代

   一つの会社でサラリーマン生活を全うする終身雇用制が当たり前ではなくなりつつある。年金ももらえるかどうかわからない。健康保険料もどんどん高くなる。

お金の不安を煽る話が増えた。 

  そのリスクヘッジとして副業が注目されている。複数の収入源があれば安心というわけだ。だけど本当に安心なのかな?

  お金が資産(ストック)になってしまったのはいつからだろう。なんでお金を貯めるのかというとお金がなきゃ生きていけないからだ。

  じゃぁいったい幾らのお金が必要なんだと言われてもわからない。手にしたお金に見合った消費生活している限りわからない。

  だいたいお金を稼ぐために人生の大半の時間を使ってりゃお金に頼るしかないのは当たり前。サラリーマンだろうが自営業だろうが、お金のために働くという価値観に支配されているなら同じだ。

  つまりお金のために副業したって安心なんか得られないってことや。

  本当に必要なのは「副業」じゃなくて「福業」 つまりお金のためじゃなくて人を幸せにするため。結果として自分が幸せになるため。

週休3日制はどうかな?

週に1回平日に仕事を休む。

そのかわり給料は7割くらいでいい。

この日は休むのじゃなくて身近な人や社会や地球のために働く。小商いで小金稼ぐもヨシ、ボランティアもヨシだ。

  本当の豊かさって何なのかをちゃんと考えなきゃならない時代。

それが福業時代だ。