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もっと遠くへ

山が好き。走るのが好き。さぁ、果てしない旅に出よう!

南八ヶ岳親子縦走

 瑞牆山穂高岳縦走に続く3回目の親子本格登山です。いい季節なので紅葉の綺麗な山に行こうと情報収集したけど、穂高岳で岩山に魅せられた息子に合わせ南八ヶ岳に決定。一泊二日テント泊で。なんと息子はテント泊初体験。それもいきなり標高2300mのテント場で。自分も2000m超えのテント泊は初めて。まぁいざとなれば小屋へ逃げ込めばいいし。と軽い気持ちで・・・しかし。

【10月11日】
 10時半に家を出て中央道で美濃戸の登山口へ向かう。渋滞もなく3時間ほどで到着し赤岳山荘の駐車場に車を止めて登山開始!(14:00)
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  午前中の雨は止んだけど曇り空。ガスっていてかなり肌寒い。沢伝いにテント場のある行者小屋を目指します。コースタイム2時間なので余裕です。苔むした森に生命の息吹きを感じつつのんびりと登ります。

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針葉樹が多く紅葉はイマイチな山だけど時折、黄色に染まった大きな斜面が現れて見惚れてしまいます。
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 テント場に到着。とにかく寒い。真冬のようだ。早くテントを張って潜り込みたいのでそそくさとテントを張ります。設営完了し荷物を放り込んでホッと一息ついた頃には辺りは薄暗くなってました。(17:20)
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 夕飯は無印良品のビーフカレー(レトルト)です。息子にとっては初テントでの初夕食。旨い! 中学生らしく食らいつきます。狭いテント内での質素な夕飯だけどこの非日常感がたまらない。

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  食後はお約束のカフェタイム。僕は山スタバ、息子は砂糖たっぷりの紅茶。至福のひと時です。(18:00)
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このCiel Bleuのテーブルはすごく軽くて硬い木で作られていて組み立ても簡単。コンパクトに持ち運べるのでとても気に入ってます。ちょっとした事だけどキャンプ生活が快適でリッチになる。少しくらい荷が重くなっても山へ持って行きたいアイテムの一つです。

www.cielbleu-at.com

夜がふけるにつれ寒さが増します。息子はダウンの4シーズン用シュラフですが、自分のはダウンだけどウルトラライトな3シーズン用シュラフ。やっぱり寒い。寒さで時々目が醒めてうつらうつらしながら長い長い夜を過ごします。息子はちゃんと寝たのだろうか?
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【10月12日】 
どうにも寒いし昨夜7時には就寝したので朝は3時半には起床。テントの外に出てみると、なんとそこには息をのむような満天の星空。オリオン座、冬の大三角形がクッキリ。これは写真に撮らねば。マニュアルモードにして、絞りを開放、シャッター速度は2秒くらいから仕上がりをみつつ調整して15秒にセット。デジカメは写りをすぐに確認できるので便利だ。しかしあの圧倒的な星の数とその深淵なる煌めきは写真では絶対に再現できないのだ。(4:00)
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息子を起こし、朝ご飯を食べて、珈琲飲んで、荷造りしてテントを撤収してたら時間があっという間に過ぎてあたりが明るくなってきた。雲一つない空。歩いてもいないのに興奮して体温が上がる。(6:00)
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 少し出遅れたので阿弥陀岳、中岳はパスして文三郎尾根から赤岳を目指すことにした。かなりの急登ですがしっかりとした梯子が整備されているので楽に登れます。
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 赤岳と中岳の間のコルに到着。朝陽を浴びて黄金のように輝く阿弥陀岳を望みます。(7:00)
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 ここから赤岳山頂へは穂高岳を彷彿させる急峻な岩場を登ります。
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もう少しで山頂というところで、キタァ〜富士山だぁ〜! いつものあの悠然とした御姿を見せてくれました。
これを見ただけで登って来た甲斐があるってもんだ。
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そして赤岳山頂(標高2899m)へ到着。(7:40)
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360度の絶景が広がります。
野辺山の里を一望。
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そしてまた富士山。何度見ても飽きない。
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 赤岳山頂を後にして横岳へ向かいます。険しくも美しい稜線が続いてます。
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 履物はいつものようにワラーチなんだけど、あまりの風の冷たさに登り始めから五本指ソックスを履きました。フットベッドとの間に布切れ一枚挟むだけでワラーチとの一体感が薄まるので好きではありませんが。
  険しい岩場が続きますが、この夏に登った奥穂から北穂の稜線に比べれば何てことはありません。
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稜線の北側斜面は真冬です。
岩清水は氷になってる。
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 草っ葉の凍りついた夜露が太陽の光に照らされ銀色に輝いてとても幻想的。

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 日が昇るにつれ富士山の姿も変化します。山頂の白雪が光に照らされ絵に描いたような富士山になってきました。(9:40)
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少し気温が上がってきたのでソックスを脱いで素足になります。
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 風は冷たいけどやっぱり素足が気持ちいいのだ。歩いていれば血が巡りそんなに寒くない。
 いくつかのピークを経て横岳山頂(2829m)に到着。(10:20)
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 硫黄岳へのなだらかな稜線が見渡せます。なんだか走れそう。でも実際は岩がゴロゴロして走れたもんじゃありません。
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 硫黄岳山荘でお約束の山ラーメンを食べます。サッポロ一番みそラーメン。山で食べるラーメンはなんでこんなに旨いんだろう。(11:30)
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 硫黄岳へ向かうガレた斜面を登ります。強風で飛ばされそうになりながらあっという間に硫黄岳山頂(2742m)に到着。(12:10)
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風がつよいので長居は無用、早々に赤岳鉱泉へ向け下山開始。降りるにつれて風も弱まり緊張も解れます。
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やがて長閑な山道へ。木漏れ日に心が癒される。
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 快調に飛ばして予定より早く赤岳鉱泉に到着しました。食事メニューが充実してます。カレーもスパゲッティも数種類あって食欲をそそられたのか息子がカレーを食べたいと言う。ここまで来れば降りたのも同然だし、頑張ったご褒美にとオーダーしました。さっきラーメン食べたんだけど・・・(13:30)
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 赤岳鉱泉を後にして沢伝いに下って行くと黄色に染まる箱庭のような紅葉の森がありました。紅葉はあまり期待していなかったので、これは自分へのご褒美かな。
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さらに下ると苔むした森に入ります。
神々しい。あらゆる命に神は宿る。
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真っ赤に染まる木々も美しい。
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  山道が終わり林道になるとゴールが近い。ゴールが待ち遠しくて自然とペースが上がります。そう言えば穂高岳縦走の時も涸沢から横尾へ下る山道を走ったな。今回も走った。ハードな縦走の最後に走れるくらい体力を残してるんだから息子も大したもんだと思う。俺もな・・・と自分で自分を褒める。
 
                 
 
そして登山口へ戻り縦走完了!(14:50)
万歳!
よく頑張った。
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帰りはスパティオ小淵沢で温泉入って夕飯を食べました。お腹減ったとか言ってスパゲッティとカツ丼を平らげた。なんだか食べてばっかりのような気もしないではないが、かなり燃費悪そう。
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 自分的には初のテント泊縦走を経験して登山のバリエーションが広がったと思う。
さぁて、こんどはどの山に登ろうか。
 
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